中年男のリターンバイクライフ

初めて乗ったバイクは、スーパーカブだったなぁ。親父のお古で、通学に使わせてもらってたんですよ。凄いボロボロのカブでした。配達の仕事で親父が酷使していたので、あちこちガタが来てたんですよね。

新しいカブを買って、古いカブは捨てるつもりだったのですが、「勿体無いからくれよ!」と、ワガママを言ってもらったので文句は言えませんでしたが(笑)。ま、そんなボロカブでも2年は普通に乗れてたんで、やっぱカブって凄いなぁと思いました。

カブのおかげでバイクの魅力にもどっぷり浸かっちゃったんですよね。それで20歳の時、はじめて自分のお金でバイクを買いました。購入したのはヤマハのSR。凄いよなぁ、まだこのSRは現行なんだもん。姿もほとんど僕が買った頃と変わってないし。

ホントはホンダが欲しかったんですけどね、友達に紹介されたバイク屋でSRに惚れちゃったんです。それから5年くらいかな? そりゃあ雨の日も雪の日も乗りましたよ。楽しかったなぁ……。

バイクを降りて時は流れました

SRを降りて、もう10年以上経ちました。もう30代も中盤。早いもんです。カブやSRで楽しんでいた頃がつい最近の思い出のように鮮明なのに、それから結婚して子ども生まれたりといろいろありました。思うに、忙しく過ごしてきたからこそ、昔がまだ鮮明のままなんでしょうね。

上の子は小学生で、下の子はこれから幼稚園。まだまだ手のかかる状態です。でも、幸いにも経済的には安定しています。なので、ちょっとした“余裕”も生まれ始めました。

結婚した当時は貧乏で共働きでした。それで子どもができ、かみさんが産休に入ったため、僕は倍近くがんばる必要ができてしまい、それは必至に働きました。とてもじゃありませんが、バイクなんて考える余裕はありませんでした。結婚前にSRを手放したのも、「これからはバイクどころじゃないしなぁ」という思いが強かったですし。

でも、今感じている余裕のおかげで、僕はまたバイクを考えるようになっちゃったんですよね。そう、またバイクに乗ってみようかなって、思うようになったんです。大型自動二輪が教習所で取得可能となってからリターンライダーが急増しました。そんな時代の変化も、再びバイクに乗りたいという欲求を、高めてくれましたね!